不動産契約書の書き方

土地売買契約書の書き方(13)(既存の建物を取り壊して売るケース)


このページは、不動産契約書「土地売買契約書(13)(既存の建物を取り壊して売るケース)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「土地売買契約書」作成の際にご活用ください。

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土地売買契約書の関連文例

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(文例)土地売買契約書(1)
(文例)土地売買契約書(2)
(文例)土地売買契約書(3)(登記申請日を定めるケース)
(文例)土地売買契約書(4)(借地権付の土地の売買)
(文例)土地売買契約書(5)(公簿面積での売買)
(文例)土地売買契約書(6)(実測面積での売買)
(文例)土地売買契約書(7)(抵当権付の土地・代位弁済)
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(文例)土地売買契約書(9)(通行権付土地の売買)(通行権付土地売買契約書)
(文例)土地売買契約書(10)(不法占拠者を退去させるケース)
(文例)土地売買契約書(11)(売主が抵当権を抹消して売るケース)
(文例)土地売買契約書(12)(シンプルな契約書)
(文例)土地売買契約書(14)(抵当権負担の現状売買)


「土地売買契約書(13)(既存の建物を取り壊して売るケース)」の参考文例

以下参考文例です。

土地売買契約書

売主〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と買主〇〇〇〇(以下、「乙」という。)は、甲乙間において後記表示の土地(以下、「本件土地」という。)の売買につき次のとおり契約した。

(売買契約の成立)
第1条 甲は乙に対し本件土地を更地として売り渡すことを約し、乙はこれを買い受ける。

(売買代金)
第2条 本件土地の代金は、実測㎡当たり金〇〇〇〇円とし、乙は甲に対し総額金〇〇〇〇万円を次のとおり支払う。
(1) 本日手付金として金〇〇〇〇万円。ただし、第3号の残代金支払のとき代金に充当のこと。
(2) 内金として平成〇年〇月〇日までに、甲が本件土地上の建物を取り壊し更地とすることを完了したときに金〇〇〇〇万円。
(3) 平成〇年〇月〇日までに本件土地の所有権移転登記申請並びに引渡しと引換えに残金〇〇〇〇万円。

(所有権の移転)
第3条 甲は乙に対し次のとおり履行する。
(1) 平成〇年〇月〇日までに本件土地上にある建物及び付帯設備を取り壊して更地とすること。
(2) 平成〇年〇月〇日までに本件土地につき、第2条第3号の残代金と引換えに所有権移転登記申請をし、本件土地を乙に引き渡すこと。
2 甲は乙に対し、本件土地につき、抵当権、賃借権等一切の担保権、利用権等の負担を除いて完全な所有権を移転し、かつ、更地としてこれを引き渡さなければならない。

(建物の滅失登記)
第4条 甲は第3条第2号の所有権移転登記申請のときまでに、その費用を自ら負担し、本件土地上にある建物の滅失登記を完了しなければならない。

(公租公課)
第5条 本件土地に対する公租公課は第3条第2号の所有権移転登記申請の日までは甲の負担とし、翌日以降は乙の負担とする。

(費用負担)
第6条 本件土地の測量費用及び所有権移転登記申請までに必要とする登記に関する諸費用は甲の負担とし、所有権移転登記申請の登録免許税、司法書士の手数料、売渡証作成費用等はすべて乙の負担とする。

(損害賠償)
第7条 甲に不履行があったときは、甲は乙に対し売買代金の〇〇割相当額を損害賠償として支払うものとし、乙に不履行があったときは、乙は甲に対し同じく売買代金の〇〇割相当額を損害賠償として支払うものとする。

以上のとおり契約が成立したことを証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、その1通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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