顧問契約書の書き方

顧問契約書(4)(弁護士)の書き方


このページは、「顧問契約書(4)(弁護士)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「顧問契約書(弁護士)」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。

顧問契約とは、顧問料を定め、顧問を引き受ける者が顧問先からの相談や顧問契約で定めた事務処理を長期継続的に行う契約です。
顧問契約は、一回限りの契約と異なり、スピーディーに相談や業務に対応できるため、弁護士等の専門資格者が依頼者(個人・法人)と締結するケースが増えています。

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顧問契約書の書き方


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顧問契約を締結するメリット(顧問を引き受ける立場)

・顧問先に長期・継続的に関与できるので、良質なサービスを提供することができる。
・顧問先の状況を十分把握できるので、リスクやトラブルを回避するためのサービスを提供することができる。
・顧問先の状況を十分把握できるので、突発的な相談や依頼にも対応しやすい。
・継続的な収入を得ることができる。

顧問契約を締結するメリット(顧問を依頼する立場)

・常に自身の状況を把握してくれているので、安心できる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、リスクやトラブルを予防することができる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、突発的な相談や依頼にも対応してもらえる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、必要な手続きや事務処理等の管理をしてもらえる。
・最新の情報の提供を受けることができる。
・優先的にサービスの提供を受けることができる。
・単発の契約よりも、良質なサービスを受けることができる。
・些細なことでも、相談できるので、大きなトラブルを回避することができる。

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「顧問契約書(4)(弁護士)」の参考文例

以下参考文例です。

顧問契約書

依頼者 株式会社〇〇〇〇(以下「甲」という。)と弁護士□□□□(以下「乙」という。)とは、継続的に乙が甲の相談に応じ法律上の助言を与えること(以下、「法律顧問事務」)に関して、次のとおり契約する。

第1条(法律顧問契約の締結)
甲は乙に対し、法律顧問事務を委託し、乙はこれを受諾する。

第2条(法律顧問事務の範囲)
この契約でいう「法律顧問事務」の範囲は、下記のとおりとする。
1.〇〇〇〇に関する法律相談
2.〇〇〇〇
3.〇〇〇〇

第3条(顧問報酬)
乙の法律顧問事務に関する顧問報酬は、月額金〇〇〇〇万円(消費税込)と定め、甲は翌月分をその前月の末日迄に乙の下記口座に振り込んで支払う。

〔振り込み口座の表示〕
 銀行名(支店名) 〇〇銀行〇〇支店
 預金の種類 普通預金
 口座番号 〇〇〇〇〇〇〇〇
 口座名義 □□□□

第4条(日当旅費)
甲は乙に対し、乙が法律顧問事務を処理するため乙の事務所以外の場所に出向いたときは、甲乙協議のうえ別に定める「日当旅費規程」により旅費日当等を支払う。

第5条(法律顧問事務以外の委任)
甲が乙に対し、第2条に定める法律顧問事務の範囲を超えて法律事務の委任をするときは、第3条に定める顧問料のほか、乙の事務所において定めた報酬および費用を支払わなければならない。

第6条(契約の公表)
乙は甲により、甲の顧問弁護士として、下記事項が公表されることに同意するものとする。
1.乙が甲の顧問弁護士である旨
2.乙の事務所名
3.乙の氏名
4.乙の事務所所在地

第7条(有効期間)
本契約期間は、平成〇年〇月〇日から平成〇年〇月〇日までとする。
ただし、同期間終了の〇〇か月前までに、甲乙いずれか一方から相手方に対し、本契約を延長しないという旨の意思表示がない限り、本契約は同一の条件で自動的に〇〇年間延長されるものとし、以後も同様とする。

第8条(協議)
本契約に定めのない事項が生じたとき、又は本契約の各条項の解釈につき疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議の上解決するものとする。

以上の通り、本契約が成立したことを証するため、本書を二通作成し、甲乙記名押印の上、それぞれ一通を所持するものとする。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 株式会社〇〇〇〇  代表取締役〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 □□□□弁護士事務所  弁護士〇〇〇〇   印

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