商取引・委託・委任等に関する契約書の書き方

消費寄託契約書の書き方


このページは、「消費寄託契約書」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「消費寄託契約書」作成の際にご活用ください。

寄託とは、当事者の一方が相手方のために物を保管する契約です。
消費寄託契約とは、保管しているものを消費することができ、これと同種、同等、同量の物を返還すればよいという契約です。
文例は、このページの下部に掲載しています。

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商取引に関する契約書を作成するうえでのポイント


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商取引に関する契約書について

契約は、お互いの意思表示の合致によって成立する法律行為です。
原則として、口頭でも契約は有効に成立しますが、後日のトラブルを予防するために、契約書という書面に残します。
「契約書」という名称の他にも、「確認書」・「合意書」・「覚書(覚え書き)」・「念書(約束事を記した書面を相手に差し出したもの)」、「同意書」、「証書」、「協定書」、「誓約書」などがありますが、約束(意思表示の合致)の内容や事実を証明する書類である以上、その効力は同じです。

商取引に関する契約書を作成するうえでのポイントは下記ページをご参照ください。
商取引に関する契約書を作成するうえでのポイント

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契約書・合意書・示談書の書き方
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「消費寄託契約書」の参考文例

以下参考文例です。

消費寄託契約書

寄託者〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と受寄者〇〇〇〇(以下、「乙」という。)は、次のとおり消費寄託契約を締結する。

第1条 甲は乙に対して、甲の所有に係る別紙目録記載の、〇〇〇〇(以下、「受寄物」という)を寄託し、乙はこれを保管することを約して受け取った。
2 乙は、受寄物を消費することができ、この場合には、乙は甲に対して、同種、同等、同量の〇〇〇〇を返還するものとする。

第2条 受寄物の寄託料は、月額金〇〇〇〇円とし、甲は乙に対して、毎月〇〇日限り翌月分を乙の指定する銀行口座に振込支払う。

第3条 受寄物の保管時期は、平成〇年〇月〇日から平成〇年〇月〇日までとする。
2 受寄物の返還期日は前項の期間満了日とし、当該返還期日が到来するまでは、甲は、受寄物の返還を請求することができず、乙は、受寄物を返還する義務はないものとする。

第4条 乙は甲に対して、甲の指定する〇〇〇〇において、受寄物を返還するものとする。

第5条 本契約に定めのない事項が生じたとき、又はこの契約条件の各条項の解釈につき疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議の上解決するものとする。

以上、本契約成立の証として、本書を2通作成し、甲乙は署名押印のうえ、それぞれ1通を保管する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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