内容証明郵便の書き方・出し方

売主の脅迫を理由とする意思表示の取消しの書き方


このページは、内容証明郵便「売主の脅迫を理由とする意思表示の取消し」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
内容証明郵便「売主の脅迫を理由とする意思表示の取消し」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。

内容証明郵便の文例一覧はこちら
内容証明郵便の書き方・出し方・文例・書式


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内容証明郵便について

内容証明郵便を送付するには、内容文書(相手先に送付される文書)1通と謄本(内容文書の写し)2通が必要になります。
謄本については、差出人が1通、差出郵便局が1通保管します。
内容証明郵便については、すべての郵便局で受け付けているわけではありませんので、あらかじめ郵便局に確認しましょう。
内容証明郵便の封筒の中には、内容文書しか入れることが出来ません。図面や契約書、返信用封筒などの同封はできませんので、そのことを踏まえた文章を作成する必要があります。

当ページについて

当ページは、横書きの文例を掲載していますが、縦書きも可能です。
当ページでは、文書に押印していますが、押印については任意です。ただし、謄本の内容を訂正する場合や、謄本の枚数が2枚以上になるときは、訂正印、契印が必要になります。

当ページは、PC・スマートフォン・タブレット等、ご利用の端末合わせて1行の文字数が調整されます。
内容証明郵便には、1行あたりの文字数の制限や、1枚あたりの行数の制限がありますので、必ず、下記ページ及び日本郵便の該当ページをご確認ください。
内容証明郵便の書き方・出し方のポイント


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「売主の脅迫を理由とする意思表示の取消し」の参考文例

脅迫されて契約を結んだ場合、その意思表示を取り消すことができます。脅迫を理由とする意思表示の取消しを行った場合は、契約は初めから無かったことになりますので、支払った代金を返すよう請求できます。

買主が売主の脅迫を理由に商品を購入する旨の意思表示を取り消すケース
以下参考文例です。

〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
〇〇株式会社
代表取締役 甲野太郎  殿

平成〇〇年〇〇月〇〇日
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
 乙川次郎 印

通知書

私は、平成〇年〇月〇日、貴社と貴社商品〇〇〇〇(数量 〇〇個 代金 〇〇〇万円)を購入する旨の売買契約を締結し、その代金を支払いましたが、上記契約に際して、私は、貴社の社員である 丙山三郎 氏から「契約しなければ、〇〇〇〇するぞ」との脅迫を受け、そのため、私はやむをえず上記契約を締結したものです。

従って、民法第96条第1項に基づいて、上記契約締結の意思表示を取消します。

つきましては、既にお支払いした、代金〇〇〇万円を全額ご返却下さい。

以上

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