顧問契約書(8)(中小企業診断士)の書き方
このページは、「顧問契約書(8)(中小企業診断士)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「顧問契約書(中小企業診断士)」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。
顧問契約とは、顧問料を定め、顧問を引き受ける者が顧問先からの相談や顧問契約で定めた事務処理を長期継続的に行う契約です。
顧問契約は、一回限りの契約と異なり、スピーディーに相談や業務に対応できるため、弁護士等の専門資格者が依頼者(個人・法人)と締結するケースが増えています。
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顧問契約を締結するメリット(顧問を引き受ける立場)
・顧問先に長期・継続的に関与できるので、良質なサービスを提供することができる。
・顧問先の状況を十分把握できるので、リスクやトラブルを回避するためのサービスを提供することができる。
・顧問先の状況を十分把握できるので、突発的な相談や依頼にも対応しやすい。
・継続的な収入を得ることができる。
顧問契約を締結するメリット(顧問を依頼する立場)
・常に自身の状況を把握してくれているので、安心できる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、リスクやトラブルを予防することができる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、突発的な相談や依頼にも対応してもらえる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、必要な手続きや事務処理等の管理をしてもらえる。
・最新の情報の提供を受けることができる。
・優先的にサービスの提供を受けることができる。
・単発の契約よりも、良質なサービスを受けることができる。
・些細なことでも、相談できるので、大きなトラブルを回避することができる。
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「顧問契約書(8)(中小企業診断士)」の参考文例
以下参考文例です。
顧問契約書
株式会社〇〇〇〇(以下「甲」という。)と中小企業診断士□□□□(以下「乙」という。)とは、乙が甲の経営成績改善向上のために継続して行う経営診断改善指導業務(以下「顧問業務」という。)に関して、次のとおり契約する。
第1条 (顧問業務の範囲)
本契約における顧問業務の範囲は、下記のとおりとする。
1.〇〇〇〇の経営診断
2.〇〇〇〇の経営改善指導
3.〇〇〇〇
4.前号に関する相談
2 乙は、第1項の顧問業務を行うために毎月〇〇回以上甲の事業所を訪問し、甲の経営者および担当者と面談し、調査・指導に当たる。甲および甲の従業員は、乙の経営指導等に全面的に協力するものとする。 甲の訪問日時は甲乙協議のうえ決定する。
第2条 (資料の作成・提示)
甲は、乙の顧問業務遂行に必要な資料等をその責任と費用負担において、乙に提供しなければならない。
2 甲は、乙の請求があった場合に、資料等を速やかに提出しなければならない。
第3条 (秘密の保持)
乙は、中小企業診断協会の定める中小企業診断士倫理規程を遵守し、甲の信用、名誉を損なうおそれのある情報および本契約による顧問業務に関連して知りえた情報について、甲の承諾なしに第三者に開示または漏洩しない。
第4条 (報酬の額)
乙の顧問業務に関する顧問報酬は、月額金〇〇〇〇万円(消費税込)と定め、甲は翌月分をその前月の末日迄に乙の下記口座に振り込んで支払う。
〔振り込み口座の表示〕
銀行名(支店名) 〇〇銀行〇〇支店
預金の種類 普通預金
口座番号 〇〇〇〇〇〇〇〇
口座名義 中小企業診断士□□□□
第5条 (契約の期間)
本契約期間は、平成〇年〇月〇日から平成〇年〇月〇日までとする。ただし、同期間終了の〇〇か月前までに、甲乙いずれか一方から相手方に対し、本契約を延長しないという旨の意思表示がない限り、自動的に〇〇年間延長されるものとし、以後もその例による。
第6条(信義則)
甲乙両者は、信義を重んじ、誠実にこの契約を履行し、甲の社業発展に務めなければならない。
第7条(疑義等の決定)
この契約に定めのない事項及びこの契約に関し疑義が生じたときは、甲と乙とが協議して定めるものとする。
以上の通り、本契約が成立したことを証するため、本書を二通作成し、甲乙記名押印の上、それぞれ一通を所持するものとする。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
(甲) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
株式会社〇〇〇〇 代表取締役〇〇〇〇 印
(乙) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
中小企業診断士□□□□事務所 □□□□ 印