遺言書(家族の生活資金として信託するケース)の書き方
このページは、「遺言書(家族の生活資金として信託するケース)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「遺言書(家族の生活資金として信託するケース)」作成の際にご活用ください。
遺言書を作成するうえでのポイントは、下記をご参照ください。
⇒ 遺言書を作成するうえでのポイント(1)
⇒ 遺言書を作成するうえでのポイント(2)
自筆証書遺言の作成・公正証書遺言の作成・秘密証書遺言の作成・特別方式の遺言・遺言の撤回及び取消し・遺言書の検認・執行などについて詳しく説明しています。
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掲載文例の一覧をご確認いただけます。
「遺言書(家族の生活資金として信託するケース)」の参考文例
以下参考文例です。
遺言書
遺言者〇〇〇〇は、次のとおり遺言する。
第1条 遺言者は、遺言者の妻□□□□(昭和〇〇年〇月〇〇日生)の生活資金として、遺言者の所有する下記の不動産を換価し、諸費用を控除した残金のうち金〇〇〇万円につき信託を設定する。
< 不 動 産 の 表 示 >
・信託の目的 生活資金の給付
・受託者 〇〇信託銀行株式会社(〇〇支店扱い)
・受益者 妻□□□□(昭和〇〇年〇月〇〇日生)
・信託元本 金〇〇〇万円
・信託期間 受託者が信託を受けた日以降〇〇年間
・信託元本の運用 〇〇信託
・給付 信託を受けた日の翌月以降、受託者は毎月金〇〇万円を毎月末日までに受益者の指定する口座に振込んで支払う。
その他の事項 信託終了後の受託財産の帰属を含め、受託者の定める金銭信託約款の定めるところによる。
第2条 前条の信託を設定した残余の財産は、それぞれの相続人に相続分に従って相続させる。
第3条 遺言者は、この遺言の遺言執行者として次の者を指定する。
住所 〇〇市〇〇区〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
職業 弁護士
氏名 〇〇〇〇
生年月日 昭和〇〇年〇月〇〇日生
平成〇年〇月〇日
自筆証書遺言には、必ず日付を記入しなければなりません。日付を記入する場合には、「平成〇年〇月〇日」・「平成〇年の誕生日」のように日付を特定できる記載方法でなければなりません。
〇〇市〇〇区〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
遺言者 〇〇〇〇 印
遺言書に使用する印鑑に関して、実印でなければならないという制限はありませんが、トラブル防止のために実印を使用すべきです。自筆証書によって遺言をする場合には、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければなりません。