顧問契約書の書き方

顧問契約書(1)の書き方


このページは、「顧問契約書(1)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「顧問契約書」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。

顧問契約とは、顧問料を定め、顧問を引き受ける者が顧問先からの相談や顧問契約で定めた事務処理を長期継続的に行う契約です。
顧問契約は、一回限りの契約と異なり、スピーディーに相談や業務に対応できるため、弁護士等の専門資格者が依頼者(個人・法人)と締結するケースが増えています。

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顧問契約書の書き方


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顧問契約を締結するメリット(顧問を引き受ける立場)

・顧問先に長期・継続的に関与できるので、良質なサービスを提供することができる。
・顧問先の状況を十分把握できるので、リスクやトラブルを回避するためのサービスを提供することができる。
・顧問先の状況を十分把握できるので、突発的な相談や依頼にも対応しやすい。
・継続的な収入を得ることができる。

顧問契約を締結するメリット(顧問を依頼する立場)

・常に自身の状況を把握してくれているので、安心できる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、リスクやトラブルを予防することができる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、突発的な相談や依頼にも対応してもらえる。
・常に自身の状況を把握してくれているので、必要な手続きや事務処理等の管理をしてもらえる。
・最新の情報の提供を受けることができる。
・優先的にサービスの提供を受けることができる。
・単発の契約よりも、良質なサービスを受けることができる。
・些細なことでも、相談できるので、大きなトラブルを回避することができる。

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契約書・合意書・示談書の書き方
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「顧問契約書(1)」の参考文例

以下参考文例です。

顧問契約書

株式会社〇〇〇〇(以下「甲」という。)と□□□□(以下「乙」という。)とは、乙が甲のために行う顧問業務に関して、次のとおり契約する。

第1条 (契約の成立)
甲は、乙に対し、乙が甲の顧問として下記記載の顧問業務を行うことを委託し、乙はこれを承諾した。
1.〇〇〇〇に関する相談業務
2.に関する助言業務
3.〇〇〇〇
4.〇〇〇〇

第2条 (誠実業務)
乙は、甲の顧問として、甲の最善の利益を図るべく顧問業務を誠実に遂行するものとする。

第3条 (顧問報酬)
甲は、乙に対し、顧問報酬として月額金〇〇〇〇円(消費税込)を各毎月末日限り、乙の下記口座に振り込んで支払う。

 〔振り込み口座の表示〕
 銀行名(支店名) 〇〇銀行〇〇支店
 預金の種類 普通預金
 口座番号 〇〇〇〇〇〇〇〇
 口座名義 □□□□

第4条 (費用)
乙が、甲の顧問業務遂行のために費用を必要とする場合は、その都度、甲乙間の協議により、負担者及び支払方法を書面によって決定するものとする。

第5条 (秘密保持義務)
乙は、顧問業務遂行上、乙において覚知した甲の業務内容等について、第三者に漏洩してはならない。

第6条 (競業等避止業務)
乙は、甲と同種の事業を営む場合又は甲と同種事業を営む会社等と顧問契約を締結する場合には、事前に甲の承諾を受けるものとする。

第7条 (契約期間)
本契約期間は、平成〇年〇月〇日までとする。
ただし、同期間終了の〇〇か月前までに、甲乙いずれか一方から相手方に対し、本契約を延長しないという旨の意思表示がない限り、本契約は自動的に〇〇年間延長されるものとし、以後も同様とする。

以上の通り、本契約が成立したことを証するため、本書を二通作成し、甲乙記名押印の上、それぞれ一通を所持するものとする。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 株式会社〇〇〇〇  代表取締役〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 □□□□事務所  代表〇〇〇〇   印

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