不動産契約書の書き方

借地権付建物売買契約書の書き方(2)


このページは、不動産契約書「借地権付建物売買契約書(2)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「借地権付建物売買契約書」作成の際にご活用ください。

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このページで提供している契約書の文例について

このページで提供している「借地権付建物売買契約書」は、借地権(建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権)の譲渡について地主の承諾を得ることを条件として締結した契約です。

借地権の譲渡について

借地権とは、建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権のことです。
借地権を譲渡する場合は、地主の承諾を得る必要があります。
地主の承諾を得る場合は、譲渡承諾料を支払ったうえで、後日争いにならないように「書面による承諾書」をもらうのが一般的です。
なお、現況の建物が老朽化している場合には、「借地権譲渡の承諾」に加え「増改築の承諾」をもらうこともあります。

借地権付建物売買契約書の関連文例

文例書式ドットコムでは様々なパターンの借地権付建物売買契約書をご提供しています。
(文例)借地権付建物売買契約書(1)
(文例)借地権付建物売買契約書(3)
(文例)借地権付建物売買契約書(4)
(文例)借地権付建物売買契約書(5)
(文例)借地権付建物売買契約書(6)(地主が売主)
(文例)借地権付建物売買契約書(7)(借家人が売主)
(文例)借地権付建物売買契約書(8)(地主の承諾が必要なケース)

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「借地権付建物売買契約書(2)」の参考文例

以下参考文例です。

借地権付建物売買契約書

売主〇〇〇〇(以下、「甲」という)と買主〇〇〇〇(以下「乙」という)とは、次のとおり借地権付建物売買契約を締結する。

第1条(目的)
甲は乙に対し、末尾記載の建物(以下、「本件建物」という)ならびに末尾記載の借地権(以下、「本件借地権」という)とを、敷地の所有者〇〇〇〇(以下「地主」という)の借地権譲渡の承諾を得ることを条件として代金〇〇〇円にて現況のまま売り渡し、乙はこれを買い受けた。

第2条(代金)
乙は、甲に対し売買代金を次のとおり支払う。
(1) 本件約締結時に手付金として金〇〇〇円
(2) 平成〇〇年〇〇月〇〇日限り本件建物、借地の引き渡し並びに本件建物の移転登記を受けるのと引換えに金〇〇〇円
第3条(引渡し及び登記)
甲は乙に対し平成〇〇年〇〇月〇〇日限り代金全額の支払いを受けるのと引換えに本件建物、借地を引き渡し、かつ本件建物の乙への移転登記手続きをなすものとする。

第4条(賃貸人の承諾)
甲は乙に対し、本件借地権の内容が別紙添付の契約書どおりであることを保証し、かつ甲は乙に対し平成〇年〇月〇日限り第1条記載の地主〇〇〇〇から本件借地権の譲渡の承諾を得なければならない。

第5条(承諾が得られなかった場合の契約解除)
甲が第4条の地主の承諾を同条記載の期限までに得られなかった場合には、本契約は当然に解除されるものとする。この場合甲は受領済の手付金を乙に直ちに返還するものとする。ただし、手付金には利息は付さない。

第6条(登記費用、公租公課)
本件建物の移転登記手続に要する費用は乙の負担とする。
2 本件建物にかかる公租公課については、本件建物の移転登記の日までは甲の負担とし、それ以後は乙の負担とする。

第7条(協議)
甲および乙は、誠実にこの契約を履行するものとし、本契約について疑義が生じたときたときは甲乙相互に誠意をもって協議し解決する。

以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各自1通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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