不動産契約書の書き方

土地の一時使用目的賃貸借契約書の書き方


このページは、不動産契約書「土地の一時使用目的賃貸借契約書」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「土地の一時使用目的賃貸借契約書」作成の際にご活用ください。

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このページで提供している文例について

このページで提供している「土地の一時使用目的賃貸借契約書」は、借地借家法第25条に該当する一時使用目的の賃貸借契約です。

借地借家法第25条(一時使用目的の借地権)
第3条から第8条まで、第13条、第17条、第18条及び第22条から前条までの規定は、臨時設備の設置その他一時使用のために借地権を設定したことが明らかな場合には、適用しない。

一時使用目的の借地権

借地借家法第25条に該当する一時使用目的の借地権と認められるためには、一時使用のために借地権を設定したことを明らかにしなければなりません。


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「土地の一時使用目的賃貸借契約書」の参考文例

以下参考文例です。

土地の一時使用目的賃貸借契約書

賃貸人〇〇〇〇(以下「甲」という)と、賃借人〇〇〇〇(以下「乙」という)は、以下のとおり契約する。

第1条(賃貸借契約の目的物)
甲は、乙に対し、末尾記載の土地(以下、「本件土地」という)を貸し渡し、乙は、第2条記載の目的でこれを借り受けた。

第2条(目的)
本契約は、本件土地において、乙が、〇〇〇〇用の仮設事務所を所有することを目的とする。

第3条(所有建物の構造) 
乙は本件土地上に、末尾記載の建物1棟を建築し、所有する。

第4条(賃貸借期間)
賃貸借期間は、平成〇〇年〇〇月〇〇日から平成〇〇年〇〇月〇〇日までの〇〇カ月間とする。

第5条(賃料)
賃料は、月額金〇〇〇円とし、乙は甲に対し、毎月末日限りその翌月分を甲の指定する金融機関の預金口座に振込み支払う。

第6条(途中解約)
乙は〇〇カ月前に予告するか、〇〇カ月分の賃料を支払って本契約を解除できる。

第7条(遅延損害金)
乙が、期間満了後も本件土地を明け渡さないときは、期間満了日の翌日から明渡し済みまで、1日につき、金〇〇〇の損害金を支払わねばならない。

第8条(譲渡、転貸の禁止)
乙は賃借権を譲渡し、賃借物を転貸してはならない。

第9条(契約の解除) 
乙が本契約に違反したとき、甲は何らの通知催告を要せずに、直ちに本契約を解除することができる。

第10条(原状回復)
乙は、期間満了までに、本件土地上の建物を収去して、本件土地を原状に復して明け渡す。

第11条(残留物の処分)
本件土地の明渡し後、本件土地上に残留物があった場合、乙は所有権を放棄するものとし、乙の費用負担にて甲が残留物を任意に処分できる。

第12条(一時使用賃貸借の確認) 甲と乙は、本契約が借地借家法第25条に該当する一時使用目的の賃貸借契約であり、借地借家法第3条から第8条まで、第13条、第17条、第18条及び第22条から第24条の規定が適用されないことを確認する。

第13条(協議事項)
本契約に定めのない事項、または本契約の各条項の解釈に疑義が生じた事項については、甲乙互いに信義を重んじて協議をもって決定する。

以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各自1通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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