不動産契約書の書き方

土地賃貸借契約書(6)(建物所有目的の一時使用)の書き方


このページは、不動産契約書「土地賃貸借契約書(6)(建物所有目的の一時使用)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「土地賃貸借契約書(建物所有目的の一時使用)」作成の際にご活用ください。

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このページで提供している文例について

このページで提供している「一時使用目的の土地賃貸借契約書」は、建物の所有を目的とした一時使用目的の土地賃貸借契約書です。

一時使用の賃貸借について

資材置場として土地を賃貸借する場合のように、建物の所有を目的としない土地の賃貸借は、「一時使用の賃貸借」(借地借家法25条)として、借地借家法の適用を受けません。

一時使用目的の土地賃貸借契約で、建物を作ることを了解することがありますが、この場合には、賃貸借期間を短期期間とし、一時使用目的の建物であることを書面により明確にしておく必要があります。


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「土地賃貸借契約書(6)(建物所有目的の一時使用)」の参考文例

以下参考文例です。

一時使用目的の土地賃貸借契約書

貸主〇〇〇〇(以下「甲」という)と借主〇〇〇〇(以下「乙」という)は、甲の所有に係る後記土地(以下「本件土地」という)の一時使用の賃貸借について、次のとおり契約をを締結する。

第1条(一時使用賃貸借)
甲は、乙に対し、本件土地を乙の〇〇〇〇現場事務所を設置するため賃貸し、乙はこれを賃借した。

第2条(期間) 賃貸借の期間は、乙が行う〇〇〇〇事業の期間中であるとし、平成〇〇年〇〇月〇〇日より同年〇〇月〇〇日までとする。
2 〇〇〇〇事業が第1項の期間内に終了しなかった場合には、甲乙別途協議のうえ賃貸借の期間を延長することができる。

第3条(賃料) 賃料は、月額金〇〇〇円とし、乙は甲に対し、毎月末日限りその翌月分を甲の指定する金融機関の預金口座に振込み支払う。

第4条(使用目的の制限) 乙は本件土地を第1条の使用目的以外に使用してはならない。

第5条(原状回復義務) 乙は本件土地の上に設置した建物、工作物等を本契約終了後直ちに撤去し、原状に復して甲に明け渡さなければならない。

以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各自1通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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