「遺産分割協議書（相続人の中に未成年者がいるケース）」の書き方
このページは、「遺産分割協議書（相続人の中に未成年者がいるケース）」の書き方（雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文）をご提供しています。
相続手続きに必要な「遺産分割協議書」作成の際にご活用ください。
相続人の中に未成年者がいる場合には、家庭裁判所に特別代理人を選任してもらいます。
未成年者の親が代理人にならないで、わざわざ家庭裁判所で特別代理人を選任してもらわなければならない理由は、親も相続人として遺産分割協議に参加するので、未成年者の利益を損なう恐れがあるからです。（例：子の取り分を少なくして、自分が多くもらうなど）
違うパターンの遺産分割協議書の参考文例
⇒ (文例)遺産分割協議書(1)
⇒ (文例)遺産分割協議書(2)
⇒ (文例)遺産分割協議書(3)
⇒ (文例)遺産分割協議書（祭祀の承継を含めて合意したケース）
⇒ (文例)遺産分割協議書（代償分割があるケース）
⇒ (文例)遺産分割協議書（相続人の中に何も財産を受け取らない者がいるケース）
遺産分割協議書を作成するうえでのポイントは、下記をご参照ください。
⇒ 遺産分割協議書を作成するうえでのポイント
遺産分割協議書作成を作成するために必要なもの・遺産分割協議書を必要とするケース・遺産分割協議書の記載事項などについて詳しく説明しています。
遺産分割協議書の文例一覧はこちら
⇒ 契約書・協議書・示談書の書き方
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掲載文例の一覧をご確認いただけます。
「遺産分割協議書（相続人の中に未成年者がいるケース）」の参考文例
以下参考文例です。
遺産分割協議書
被相続人の氏名 〇〇〇〇（昭和〇〇年〇月〇日生）
最後の本籍地 〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
最後の住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
死亡年月日 平成〇年〇月〇日
上記の者の相続人□□□□、相続人△△△△の特別代理人〇〇〇〇は、被相続人の遺産について協議を行った結果、次の通り分割することに同意した。
１．相続人□□□□は次の遺産を取得する。
（１）土地
所在 〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目
地番 〇〇番〇〇
地目 宅 地
地積 〇〇〇〇．〇〇㎡
（２）建物
所在 〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番地
家屋番号 〇〇番〇〇
種類 居宅
構造 木造スレート瓦葺２階建
床面積 １階 〇〇．〇〇㎡ ２階 〇〇．〇〇㎡
２．相続人△△△△は次の遺産を取得する。
（１）預貯金
銀行名 〇〇銀行〇〇支店
預金の種類 普通預金
口座番号 〇〇〇〇〇〇
口座名義人 〇〇〇〇
預金残高 金〇〇〇〇円
（２）現金 金〇〇〇〇円
（３）株式 株式会社〇〇〇〇 普通株式 〇〇〇株
（４）ゴルフ会員権 〇〇カントリークラブゴルフ場 会員番号 第〇〇〇〇号
３．本協議書に記載なき遺産及び後日判明した遺産は、相続人□□□□がこれを取得する。
以上のとおり、遺産分割協議が成立したので、これを証するため、この遺産分割協議書２通を作成して、相続人全員が署名押印し、各自その１通を保有するものとする。
平成〇年〇月〇日
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
相続人□□□□ 実印
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
相続人△△△△ 実印
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
上記特別代理人〇〇〇〇 実印
遺産分割協議書は、相続人全員が合意した上で作成し、相続人全員（財産をもらわない相続人も含みます。）が、印鑑証明書を添付し署名（自署）・押印（実印）します。
