運送単価契約書の書き方
このページは、「運送単価契約書」の書き方（雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文）をご提供しています。
「運送単価契約書」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。
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運送契約
運送契約は、「物（商品等）」や「人（旅客）」を目的地へ運ぶことを約束する契約です。
「物（商品等）」を運ぶことを目的とする契約を「物品運送契約」といいます。
「人（旅客）」を運ぶことを目的とする契約を「旅客運送契約」といいます。
運送業には、自社で自動車・船・飛行機・鉄道等を所有し、荷主から預かった荷物を自ら運ぶ「実運送」と、自社では車両等を所有せず、荷主から預かった荷物を「実運送」の事業者に運んでもらう「利用運送」があります。
運送契約書に記載すべき事項
・運送の内容（方法を含みます。）
・運送の期日又は期限
・契約金額 ・取扱数量 ・単価
・契約金額の支払方法又は支払期日
・割戻金等の計算方法又は支払方法
・契約期間
・契約に付される停止条件又は解除条件
・債務不履行の場合の損害賠償の方法
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「運送単価契約書」の参考文例
以下参考文例です。
運送単価契約書
1.件名 〇〇〇〇
2.履行場所 〇〇〇〇
3.期間 自平成〇年〇月〇日 至平成〇年〇月〇日
4.契約単価 別紙のとおり
5.契約保証金 免除
上記運送について、発注者「株式会社〇〇〇〇」（以下「甲」という。）と、受注者「株式会社□□□□」（以下「乙」という。）とは、各々対等な立場における合意に基づいて、次の条項により運送単価契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行するものとする。
（総則）
第１条 甲及び乙は、運送単価契約に関し、この契約書に定めるもののほか、別紙の仕様書に従いこれを履行しなければならない。
（権利義務の譲渡等）
第２条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。
ただし、甲の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。
（一括再委託の禁止）
第３条 乙は、業務の全部を一括して第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。
（再委託の事前承認）
第４条 乙は、業務の一部（「主たる部分」を除く。）を第三者に委任し、又は請け負わせようとするとき（以下「再委託」という。）は、あらかじめ再委託の相手方の住所、氏名、再委託を行う業務の範囲、再委託の必要性及び契約金額等について記載した書面を甲に提出し、承諾を得なければならない。なお、再委託の内容を変更しようとするときも同様とする。
２ 第１項なお書きの規定は、軽微な変更に該当するときは、適用しない。
（履行体制の把握）
第５条 乙は、第４条の承諾を得た場合において、再委託の相手方がさらに再委託を行うなど複数の段階で再委託が行われるときは、第４条第２項の軽微な業務を除き、あらかじめ当該複数段階の再委託の相手方の住所、氏名、再委託を行う業務の範囲を記載した書面（以下「履行体制に関する書面」という。）を甲に提出しなければならない。履行体制に関する書面の内容を変更しようとするときも同様とする。
以上、この契約締結の証として、契約書２通を作成し、甲乙各々捺印のうえ。各１部を保有する。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
（甲） 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
株式会社〇〇〇〇 代表取締役〇〇〇〇 印
（乙） 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
株式会社□□□□ 代表取締役□□□□ 印
