請負契約書の書き方

工事請負契約書(3)の書き方


このページは、「工事請負契約書(3)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「工事請負契約書」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。

「請負」については、民法で次のように定められています。
第632条(請負) 請負は、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。

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請負契約書の書き方


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商取引に関する契約書について

契約は、お互いの意思表示の合致によって成立する法律行為です。
原則として、口頭でも契約は有効に成立しますが、後日のトラブルを予防するために、契約書という書面に残します。
「契約書」という名称の他にも、「確認書」・「合意書」・「覚書(覚え書き)」・「念書(約束事を記した書面を相手に差し出したもの)」、「同意書」、「証書」、「協定書」、「誓約書」などがありますが、約束(意思表示の合致)の内容や事実を証明する書類である以上、その効力は同じです。

商取引に関する契約書を作成するうえでのポイントは下記ページをご参照ください。
商取引に関する契約書を作成するうえでのポイント

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契約書・合意書・示談書の書き方
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「工事請負契約書(3)」の参考文例

以下参考文例です。

工事請負契約書

注文者〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と請負人〇〇〇〇(以下、「乙」という。)は、次のとおり建築請負契約を締結した。

第1条(目的) 乙は甲に対して、末尾記載の建物の建築工事(以下、「本件工事」という。)を請け負い、これを完成することを約し、甲は、これに対し報酬を支払うことを約した。

第2条(工期) 本件工事の工期は以下のとおりとする。
①着手 本契約成立の日から〇〇日以内
②完成 着手の日から〇〇日以内
③引渡 完成の日から〇〇日以内

第3条(代金) 本件工事の請負代金の総額は金〇〇〇〇円とし、甲は乙に対して、以下のとおり分割して支払うものとする。
①本契約成立時 内金〇〇〇〇円
②引渡時   残金〇〇〇〇円

第4条(協議) 本契約に定めのない事項については、甲乙協議のうえ決定する。

以上、本契約成立の証として、本書を2通作成し、甲乙は署名押印のうえ、それぞれ1通を保管する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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