使用貸借契約書(無償で貸す契約)の書き方
このページは、「使用貸借契約書(無償で貸す契約)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「使用貸借契約書」作成の際にご活用ください。
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商取引に関する契約書について
契約は、お互いの意思表示の合致によって成立する法律行為です。
原則として、口頭でも契約は有効に成立しますが、後日のトラブルを予防するために、契約書という書面に残します。
「契約書」という名称の他にも、「確認書」・「合意書」・「覚書(覚え書き)」・「念書(約束事を記した書面を相手に差し出したもの)」、「同意書」、「証書」、「協定書」、「誓約書」などがありますが、約束(意思表示の合致)の内容や事実を証明する書類である以上、その効力は同じです。
商取引に関する契約書を作成するうえでのポイントは下記ページをご参照ください。
⇒ 商取引に関する契約書を作成するうえでのポイント
各種契約書・合意書・示談書の文例一覧はこちら
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「使用貸借契約書(無償で貸す契約)」の参考文例
以下参考文例です。
使用貸借契約書
貸主〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と借主〇〇〇〇(以下、「乙」という。)は、本日、甲の所有にかかる末尾記載の〇〇〇〇(以下、「本物件」という。)について、次の通り契約(以下、「本契約」という。)を締結した。
第1条 甲は、本物件を乙に無償で貸与し、乙はこれを借受ける。
第2条 本契約の期間は、平成〇年〇月〇日から平成〇年〇月〇日までの満〇〇年間とする。
2 甲乙いずれかから期間満了〇〇か月前までに本契約の終了の申し出のないときは、本契約は、期間満了の日から満〇〇か年間更新されるものとし、以後同様とする。
3 乙は、〇〇か月前までに甲に書面でもって通告することにより、本契約を任意に解除できる。
第3条 本物件についての修繕・補修等の費用は、すべて乙の負担とする。
第4条 乙は、本物件を第三者に譲渡、転貸してはならない。
第5条 本契約に定めのない事項が生じたとき、又はこの契約条件の各条項の解釈につき疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議の上解決するものとする。
以上、本契約成立の証として、本書を2通作成し、甲乙は署名押印のうえ、それぞれ1通を保管する。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
(甲) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
(乙) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印