債権債務の相殺通知書の書き方
このページは、内容証明郵便「債権債務の相殺通知書」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
内容証明郵便「債権債務の相殺通知書」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。
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内容証明郵便について
内容証明郵便を送付するには、内容文書(相手先に送付される文書)1通と謄本(内容文書の写し)2通が必要になります。
謄本については、差出人が1通、差出郵便局が1通保管します。
内容証明郵便については、すべての郵便局で受け付けているわけではありませんので、あらかじめ郵便局に確認しましょう。
内容証明郵便の封筒の中には、内容文書しか入れることが出来ません。図面や契約書、返信用封筒などの同封はできませんので、そのことを踏まえた文章を作成する必要があります。
当ページについて
当ページは、横書きの文例を掲載していますが、縦書きも可能です。
当ページでは、文書に押印していますが、押印については任意です。ただし、謄本の内容を訂正する場合や、謄本の枚数が2枚以上になるときは、訂正印、契印が必要になります。
当ページは、PC・スマートフォン・タブレット等、ご利用の端末合わせて1行の文字数が調整されます。
内容証明郵便には、1行あたりの文字数の制限や、1枚あたりの行数の制限がありますので、必ず、下記ページ及び日本郵便の該当ページをご確認ください。
⇒ 内容証明郵便の書き方・出し方のポイント
「債権債務の相殺通知書」の参考文例
2人(2社)が互いに同種の目的を有する債務を負担する場合で双方の債務が弁済期にあるときは、各債務者は、その対当額について相殺(貸し借りを帳消しにしてゼロにすること)によってその債務を免れることができます。
ただし、当事者が反対の意思を表示した場合には相殺することはできません。
以下参考文例です。
〇〇株式会社
代表取締役 甲野太郎 殿
平成〇〇年〇〇月〇〇日
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
株式会社〇〇
代表取締役 乙川次郎 印
通知書
当社は貴社に対して、平成〇年〇月〇日付の商品売買代金(商品 〇〇〇〇・数量 〇〇・支払期限 平成〇年〇月〇日)として金〇〇〇〇万円の債務を負担しておりますが、他方で、貴社に対し貸付金債権(貸付金額 金〇〇〇〇万円・貸付日 平成〇年〇月〇日・返済期限 平成〇年〇月〇日・利息 〇〇)を有しています。
貴社に対する、上記貸付金については、未だに返済して頂いておりませんので、上記債権債務を対等額で相殺いたします。
この相殺により、当社の貴社に対して負担する債務は消滅し、当社の貴社に対する貸付金債権の残金が金〇〇万円となりますので、本書面到達後〇〇日以内にお支払いくださるようお願い申し上げます。
以上