通行地役権設定契約書の書き方
このページは、不動産契約書「通行地役権設定契約書」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「通行地役権設定契約書」作成の際にご活用ください。
契約書・合意書・示談書の文例一覧はこちら
⇒ 契約書・合意書・示談書の書き方
このサイトのトップページはこちら
⇒ 文例書式ドットコム(TOP)
掲載文例の一覧をご確認いただけます。
このページで提供している文例について
このページで提供している「通行地役権設定契約書」は、要役地の通行の便益に供するために地役権を設定するケースです。
地役権とは
地役権とは、特定の土地(要役地)の便益のために他人の土地(承役地)を利用する権利のことを言います。
地役権は、公道から自分の土地に出入りするために他人の土地を通行する場合(通行地役権)や、他人の土地に湧く水を自分の土地に引く場合に主に利用しますが、他にも、「眺望地役権」、「用水地役権」、「眺望地役権」、「送電線地役権」などがあります。
地役権は、登記することができます。
不動産契約書を作成するうえでのポイントはこちら
⇒ 不動産契約書を作成するうえでのポイント
契約書・合意書・示談書の文例一覧はこちら
⇒ 契約書・合意書・示談書の書き方
このサイトのトップページはこちら
⇒ 文例書式ドットコム(TOP)
掲載文例の一覧をご確認いただけます。
「通行地役権設定契約書」の参考文例
以下参考文例です。
通行地役権設定契約書
地役権者〇〇〇〇(以下「甲」という)と承役地所有者(以下「乙」という)とは、次のとおり地役権設定契約を締結した。
第1条(地役権設定) 乙は、その所有にかかる後記(2)の土地を承役地とし、甲所有の後記(1)の土地を要役地とする地役権の設定をする。
第2条(目的) 本件地役権設定の目的は、要役地の通行の便益に供するためとする。
第3条(地役権設定部分) 地役権設定の範囲は、別紙添付図面のとおり、承役地の〇〇〇〇に相当する部分(以下「地役権設定部分」という。)とする。
第4条(期間) 地役権の存続期間は、平成〇〇年〇〇月〇〇日から平成〇〇年〇〇月〇〇日までの満〇〇年間とする。
第5条(地代) 甲は乙に対し、地役権取得の対価として1か年当たり金〇〇円の地代を支払うものとし、毎年12月末日限り翌年分を乙方に送金して支払う。
第6条(通路) 乙はその費用をもって地役権設定部分に通路を敷設し、また毎年1回通行に必要な程度の修繕をする。
第7条(特約) 地役権は要役地と共に移転せず、要役地の上の他の権利の目的とならない。
以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各自1通を保有する。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
(甲) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
(乙) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
要役地(甲所有地)の表示
承役地(乙所有地)の表示
地役権設定部分の表示