土地賃貸借契約書(3)(会社の役員が土地を会社に貸すケース)の書き方
このページは、不動産契約書「土地賃貸借契約書(3)(会社の役員が土地を会社に貸すケース)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「土地賃貸借契約書(会社の役員が土地を会社に貸すケース)」作成の際にご活用ください。
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このページで提供している文例について
このページで提供している「土地賃貸借契約書(会社の役員が土地を会社に貸すケース)」は、取締役が所有している土地を会社に貸し、その土地に会社が建物を建てるケースです。
取締役と会社との取引について
会社がその会社の取締役と取り引きを行う場合は、取締役会の承認を得る必要があります。
なお、取締役会がない会社(取締役会非設置会社)の場合は、株主総会の承認が必要になります。
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「土地賃貸借契約書(3)(会社の役員が土地を会社に貸すケース)」の参考文例
以下参考文例です。
土地賃貸借契約書
貸主 〇〇〇〇(以下「甲」という)と借主 株式会社〇〇〇〇(以下「乙」という)は、甲が所有する末尾記載の土地(以下「本件土地」という)の賃貸借について、次のとおり合意した。
第1条(目的)
甲は、乙に対し、本件土地を貸し渡し、乙は、第2項記載の目的でこれを借り受けた。
2 乙は、本件土地において〇〇〇〇事務所を所有することを目的とする。
第2条(取締役会の承認)
本件契約は、甲が乙の取締役であるため、乙の取締役会の承認を必要とするものであることを、甲乙相互に確認し、乙において、本契約後、遅滞なく、取締役会の承認を得るものとする。
第3条(賃貸借期間)
賃貸借期間は、平成〇〇年〇〇月〇〇日から平成〇〇年〇〇月〇〇日までの〇〇カ月間とする。
第4条(賃料)
賃料は、月額金〇〇〇円とし、乙は甲に対し、毎月末日限りその翌月分を甲の指定する金融機関の預金口座に振込み支払う。
第5条(増改築禁止)
乙が第1条第2項記載の〇〇〇〇事務所を増改築しようとするときには、事前に甲の書面による承認を受けなければならない。
第6条(譲渡、転貸の禁止)
乙は、本賃貸借権を譲渡し、または転貸してはならない。
第7条(契約解除)
乙において次の一に該当する事由が生じたときは、甲は何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
(1) 〇〇カ月以上賃料の支払を怠ったとき。
(2) 賃料の支払いをしばしば遅延し、その遅延が本契約における甲乙間の信頼関係を著しく損なうと認められるとき。
(3) 乙が不渡処分、滞納処分、強制執行を受け、または競売、破産、和議の申立てがあったとき。
(4) その他本契約の条項の一にでも違反したとき。
第8条(原状回復)
乙は、期間満了までに、本件土地上の建物を収去して、本件土地を原状に復して明け渡さなければならない。
第9条(残留物の処分)
本件土地の明渡し後、本件土地上に残留物があった場合、乙は所有権を放棄するものとし、乙の費用負担にて甲が残留物を任意に処分できる。
以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各自1通を保有する。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
(甲) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
(乙) 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印