商標権侵害に対する抗議状の書き方
このページは、ビジネス文書「商標権侵害に対する抗議状・抗議文」の書き方（雛形・テンプレート・フォーマット・例文・定型文）をご提供しています。また、文例書式の他、「商標権侵害・類似商標に対する抗議状・抗議文」を作成する上でのポイントや留意事項（注意点）についてもご提供しています。
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商標とは
商標とは、自社の取り扱う商品・サービスを他社のものと区別するために使用するマーク（識別標識）のことを言います。
商標は、消費者やユーザーに商品やサービスの顔として認識してもらう大切な役割を担っています。
そのため、会社にとって大切な財産である「マーク」や「ネーミング」を守る制度として「商標登録」というものがあります。
商標登録を行うと、権利者は、登録した商標を独占的に使用できるようになります。
また、他社が自社が登録した商標と同一又は類似の商標を使用することを排除することができます。
商標権の存続期間は、設定登録の日から10年で終了しますが、更新することも可能です。
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掲載文例の一覧をご確認いただけます。
商標権侵害に対する抗議状の参考文例
以下参考文例です。
平成〇年〇月〇日
定型商事株式会社
〇〇長 定型文太郎 殿
雛形商事株式会社
〇〇長 雛形明男
貴社商標について
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、貴社がこのたび発売されました商品〇〇〇〇について慎重に調査・検討しましたところ、当社商品〇〇〇〇と「マーク」及び「ネーミング」が酷似し、当社としてはなはだ迷惑を被っております。
貴社商品が、当社の商標権を侵害していることが明らかであり、強く抗議申し上げる次第です。
つきましては、今後同品の販売を中止していただきたく、ここに書面をもって申し入れ、何分のご回答を賜わりたく、お願い申しあげる次第です。
まずは取り急ぎお願いまで。
敬具
ロゴマークの無断使用に対する抗議状の参考文例
以下参考文例です。
平成〇年〇月〇日
定型商事株式会社
〇〇長 定型文太郎 殿
雛形商事株式会社
〇〇長 雛形明男
弊社ロゴマーク無断使用の警告について
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、去る〇月〇日、貴社ホームページに無断掲載されている弊社ロゴマークの使用中止を求め、警告文を送付いたしましたが、本日現在、未だ掲載された状態でございます。
弊社といたしましては、これ以上、弊社ロゴマークの無断使用を放置することはできませんので、ここに、直ちに掲載中止を求める旨を通知し、強く抗議いたします。
もし、〇月〇日までに掲載を中止いただけない場合は、即刻法的措置を取る用意がございますので、あらかじめご承知おきください。
敬具
