マンション賃貸借契約書

賃貸人　〇〇〇〇（以下、「甲」という。）と賃借人　〇〇〇〇（以下、「乙」という。）は、後記物件目録記載のマンションの貸室（以下、「本件建物」という。）について、以下のとおり賃貸借契約を締結する。

第１条（目的）　甲は、乙に対し、本件建物を賃貸し、乙はこれを賃借する。
２　乙は、本件建物を乙の住居としてのみ使用し、その他の目的には一切使用してはならない。

第２条（賃貸借期間）　賃貸借期間は平成〇年〇月〇日から平成〇年〇〇月〇〇日までの満〇〇年間とする。但し、期間満了の〇〇か月前までに、甲または乙より書面による解約の通知がなされないときは、本契約は、期間満了日から更に１か年自動的に延長されるものとし、以後も同様とする。

第３条（賃料）　賃料は１か月金〇〇万円とし、乙は毎月末日までにその翌月分を甲の指定の銀行口座に振り込んで支払うものとする。但し、１か月に満たない月の賃料は、日割計算とする。
２　甲は経済事情の変動、公租公課の増額、近隣の家賃との比較等によりその賃料が不相当となったときは、〇〇か月前までに乙に書面で通知することにより、賃料の増額をすることができるものとする。

第４条（諸費用）　乙は、付加使用料として電気・水道・ガス料金、〇〇〇〇料金及びその他賃借物件の使用上乙の負担となるべき諸経費を、第３条の賃料のほかに支払わなければならない。

第５条（敷金）　乙は、本契約に基づく乙の債務の履行を担保するために、本契約締結と同時に、本契約の敷金として第３条第１項記載の賃料の〇ヶ月分に相当する金〇〇〇〇円を預託する。ただし、敷金には利息を付さないものとする。

第６条（賃借権の譲渡等の禁止）　乙は以下に掲げる行為をすることができない。
(1)　本件建物の賃借権を譲渡し又は本件建物を転貸すること
(2)　本件建物の増改築、改造、模様替え、造作の設置・改廃等を実施すること
(3)　本件建物を第三者の使用に供すること

第７条（修繕費の負担）　乙は、建具・造作、給排水施設、照明器具、壁等日常の使用によって損耗する部分につき修理費用を負担する。
２　費用の負担につき疑義のあるときは、甲乙別途協議のうえ決定する。

第８条（解除条項）　甲は、乙に次の各号の一に該当する事由の生じたときは、乙に対して何ら通知催告を要することなく本契約を解除することができる。
(1)　賃料の支払いを２ヵ月以上怠ったとき
(2)　他の居住者との共同生活の秩序を乱す行為のあったとき
(3)　その他本契約の条項に違反したとき

第９条（乙による解除）　乙が、本契約の期間満了の〇〇日前までに、本契約を解除するときは、解除の意思表示を甲が受け取った日の〇〇か月後に本契約は終了するものとする。

第１０条（明け渡し）　乙は、本契約が終了したときは、本契約の終了日から〇〇日以内に、本件建物から自己の所有物を全て自己の費用で収去し、原状に復したうえ甲に明け渡す。
２　乙は、前項の場合において、移転料、立退料その他これに類するものは一切甲に請求しないものとする。
３　乙は、第１項の期日までに本件建物を甲に明け渡さない場合は、第１項の期日の翌日から明け渡し完了日まで、家賃等相当額の〇〇倍の損害金を甲に支払うものとする。

第１１条（協議）　甲及び乙は、本契約に定めのない事項が生じたときや、本契約各条項の解釈につき疑義が生じたときは、信義誠実の原則に従い協議し、円満に解決を図るものとする。

以上のとおり契約が成立したことを証するため、本書２通を作成し、甲乙各自署名押印のうえ、各自その１通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

（甲）　住所　　〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
　氏名　　〇〇〇〇　　　印
（乙）　住所　　〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
　氏名　　〇〇〇〇　　　印

＜物件目録＞