交通事故示談書の書き方

交通事故の示談書の基本構成


このページは、交通事故の示談書の基本構成、交通事故の示談書の主な記載事項(条項)とチェックポイント、損害賠償についてまとめています。

また、「交通事故の示談書」を作成する上でのポイントや注意事項等についても触れていますので、ご活用ください。

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交通事故の示談書の主な記載事項(条項)とチェックポイント

交通事故の示談書の主な記載事項(条項)とチェックポイントについて

事故発生の日時
平成〇年〇月〇日 午前(午後)〇時〇分頃と正確に記載する。

事故の発生場所
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号付近などと正確に記載する。

当事者の住所・氏名
当事者の住所・氏名を正確に記載する。

被害、加害車両の表示
車の登録番号、車種形式、所有者の氏名を正確に記載する。

事故の発生した状況
「〇〇の運転する乗用車が県道〇〇号線を〇〇方面へ走行中、事故現場(信号のない横断歩道)を歩行中の〇〇に衝突した。」などと事実を正確に記載する。

負傷や物損などの被害状況
負傷や物損などの被害状況を正確に記載する。

示談の条件
傷害事故の場合は、治療費 交通費 休業補償、慰謝料、葬儀費用など 物損事故の場合は、修理費、買い換え費用など

損害賠償の額
損害賠償の額を正確に記載する。

損害賠償金等の支払いの時期(期日)
平成〇年〇月〇日に支払う
平成〇年〇月〇日までに支払う

損害賠償金等の支払いの方法
一括払いか分割払か、持参か振り込みか

違約金条項
示談書に定めた損害賠償金が支払期限までに支払わない場合に備えた条項「年率〇〇%の遅延損害金を支払わなければならない」等

清算条項
示談書に記載したもの以外、当事者間に何ら債権債務のないことを相互に確認する旨の条項
(注)この「清算条項」があっても、後日、重い後遺障害が発生した場合には損害賠償の追加請求が認められることがあります。


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交通事故と損害賠償

交通事故の示談では、主に損害賠償について話し合います。

損害賠償の一例

死亡事故の場合
・医療費
・葬儀費用
・慰謝料
・逸失利益(事故に遭わなければ得られたであろう利益)

傷害事故の場合
・入院費等の医療費
・通院のための交通費
・休業損害
・慰謝料
・逸失利益(事故に遭わなければ得られたであろう利益)

物損事故の場合
・車両の修理費等


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