不動産契約書の書き方

袋地通行権(囲繞地通行権)に関する合意書の書き方


このページは、不動産契約書「袋地通行権(囲繞地通行権)に関する合意書」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「袋地通行権(囲繞地通行権)に関する合意書」作成の際にご活用ください。

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このページで提供している文例について

このページで提供している「袋地通行権(囲繞地通行権)に関する合意書」は、有料で通路の使用を認めるケースです。

袋地通行権について

土地が、他人の土地に囲まれていて直接公道に出ることが出来ない土地があります。
この場合、囲んでいる土地を「囲繞地(いにょうち)」といい、囲まれている側の土地を「袋地」といいます。

「袋地」の所有者が公道に出るために、必要最小限の範囲で、囲繞地を通行することが認められています。
この権利を、「囲繞地通行権」又は「袋地通行権」といいます。


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「袋地通行権(囲繞地通行権)に関する合意書」の参考文例

以下参考文例です。

袋地通行権に関する合意書

〇〇〇〇(以下「甲」という)と〇〇〇〇(以下「乙」という)とは、甲の所有する末尾記載の土地(以下「本件土地」という)についての乙の通行に関し、本日、以下のとおり合意した。

第1条 甲は、乙が本件土地について袋地通行権を有することを認め、本件土地の別添図面で示す部分(以下「本件通路」という)を、乙及びその家族(訪問者を含む)が通行することを認める。

第2条 乙は、本件通路の使用料として、1か年当たり金〇〇円を支払うものとし、毎年12月末日限り翌年分を甲に持参して支払う。

第3条 甲は乙に対し、本件通路内に通行の障害となる物を一切置かないことを確約する。

第4条 乙は自己の費用で、本件通路を舗装し整備することができる。

以上のとおり合意したこと証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各自1通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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