駐車場賃貸借契約書（区画ごとの契約・月極）の書き方
このページは、不動産契約書「駐車場賃貸借契約書（区画ごとの契約・月極）」の書き方（雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文）をご提供しています。
「駐車場賃貸借契約書（区画ごとの契約・月極）」作成の際にご活用ください。
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このページで提供している文例について
このページで提供している「駐車場賃貸借契約書」は、駐車場の区画に関する賃貸借のケースです。
駐車場の契約について
契約駐車場における放置車両のトラブルが増えています。
そのため、契約書に、下記のような「放置車両対策」の条項を定めるケースも増えています。
第〇〇条
本契約終了後、乙が車両、残留物等を駐車専有区画から撤去しない場合は、甲は、乙が所有権を放棄したものとみなし、乙の費用負担において、当該車両等を任意に処分できる。
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「駐車場賃貸借契約書（区画ごとの契約・月極）」の参考文例
以下参考文例です。
駐車場賃貸借契約書
賃貸人〇〇〇〇（以下「甲」という）と賃借人〇〇〇〇（以下「乙」という）とは、次のとおり駐車場の賃貸借契約（以下「本契約」という）を締結する。
第１条（目的） 甲は別紙駐車場図面に示す駐車専有区画を乙に賃貸し、乙はこれを賃借した。
２ 乙は、第１項の駐車専有区画に下記表示の車両を駐車する。
車両名 〇〇〇〇〇〇〇
車両番号 〇〇〇〇〇〇
車両所有者名 〇〇〇〇
第２条（契約期間） 本契約の期間は平成〇〇年〇〇月〇〇日から平成〇〇年〇〇月〇〇日までの〇〇年間とする。
第３条（賃料及び敷金） 賃料は月額〇〇〇円と定め、乙は毎月末日までに翌月分を甲の指定する銀行口座に振込み支払う。
２ 本契約締結時に敷金として甲は乙より前項の賃料の１か月分に相当する金額を預かるものとする。ただし、敷金に利息は付さない。
３ 甲は乙に対し、契約終了時において甲が乙の明け渡しを確認後、第２項の敷金から乙の甲に対する債務を控除した残敷金を支払う。
第４条（使用上の制限） 乙は第１条第２項に表示した車両以外のものを入庫させることはできない。
２ 乙は甲の申し入れに基づき、第１条第１項の駐車専用区画の変更に応じなければならない。
第５条（権利の譲渡及び転貸） 乙は、本契約による権利の譲渡または転貸をしてはならない。
第６条（甲の免責事項） 甲は、故意過失がある場合を除き、乙の自動車あるいは車内に置かれた物の損傷、盗難等につき、責任を負わない。
第７条（賠償責務） 乙又はその関係者が故意または過失により駐車場またはその施設に損害を与えたときは、乙の責任と負担によりその損害を賠償しなければならない。
第８条（契約の解除）
乙において次の一にでも該当する事由が生じたときは、甲は何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
(1) 〇カ月以上賃料の支払いを怠ったとき
(2) 賃料の支払いをしばしば遅延し、その遅延が本契約における甲乙間の信頼関係を損なうと認められるとき
(3) 乙が駐車場を使用するにあたり、甲または本件駐車場内の車両等に著しい損害を与えたとき
(4) その他本契約の条項の一にでも違反したとき
第９条（解約） 乙は甲に対し、〇カ月前に書面をもって通知し、あるいは、〇カ月分の使用料を前払いすることにより、本契約を解除することができる。
２ 甲は乙に対し、〇カ月前に書面をもって通知し、本契約を解除することができる。
第１０条（明渡し） 本契約が終了したときは、乙は直ちに本駐車場を甲に明け渡すものとする。
２ 乙が明渡し義務に違反して駐車している場合には、乙は甲に対し、明け渡すべき日の翌日から明け渡し日まで、１日につき〇〇〇円の損害金を甲に支払わなければならない。
第１１条（協議事項） 本契約に定めのない事項、または本契約の各条項の解釈について疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議し、これを定めるものとする。
以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書２通を作成し、各自署名押印のうえ、各自１通を保有する。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
（甲） 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
（乙） 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
