土地賃貸借契約書(5)（自己借地権設定契約書）の書き方
このページは、不動産契約書「土地賃貸借契約書(5)（自己借地権設定契約書）」の書き方（雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文）をご提供しています。
「土地賃貸借契約書（自己借地権設定契約書）」作成の際にご活用ください。
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このページで提供している文例について
このページで提供している「土地賃貸借契約書（自己借地権設定契約書）」は、土地所有者が、自己を借地権者として設定するケースです。
自己借地権とは？
自己借地権というのは、土地所有者が、自己を借地権者として設定する借地権のことをいいます。
借地借家法上、他の者と共に借地権者となる場合に限り認められます。
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「土地賃貸借契約書(5)（自己借地権設定契約書）」の参考文例
以下参考文例です。
土地賃貸借契約書及び自己借地権設定契約書
賃貸人〇〇〇〇（以下「甲」という）と賃借人〇〇〇〇（以下「乙」という）は、甲乙間において、次のとおり土地賃貸借契約を締結し、甲において自己借地権の設定を行う。
第１条（目的）
甲は、その所有する別紙物件目録（１）記載の土地（以下「本件土地」という）を別紙物件目録（２）記載の建物所有を目的として乙に賃貸し、乙は、これを借受ける。
第２条（自己借地権）
甲は、自己に対し、本件土地を別紙物件目録（３）記載の建物所有を目的として賃貸し、これを借受ける。
第３条（借地権持分）
甲、乙の借地権持分は、それぞれの専有部分の床面積の割合に応じて下記のとおりとする。
甲の持分 〇分の〇
乙の持分 〇分の〇
第４条（賃料）
賃料は１か月金〇〇〇〇円とし、これを第３条の持分割合に応じて支払う。
第５条（期間）
賃貸借の期間は、平成〇〇年〇〇月〇〇日から30年間とする。
第６条（登記）
甲は、本件土地につき、乙及び自己の借地権を登記するものとする。
第７条（契約解除）
乙において次の一にでも該当する事由が生じたときは、甲は何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
(1) ３カ月以上賃料の支払いを怠ったとき。
(2) 賃料の支払いをしばしば遅延し、その遅延が本契約における甲乙間の信頼関係を損なうと認められるとき。
(3) その他本契約の条項の一にでも違反したとき。
以上のとおり契約が成立したこと証するため、本書２通を作成し、各自署名押印のうえ、各自１通を保有する。
平成〇〇年〇〇月〇〇日
（甲） 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
（乙） 住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
氏名 〇〇〇〇 印
