土地の賃貸借に関する契約書の書き方

土地賃貸借契約書(10)(建物所有を目的としない)の書き方


このページは、「土地賃貸借契約書(10)(建物所有を目的としない)」(追加収録版)の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「建物所有を目的としない土地賃貸借契約書」作成の際にご活用ください。
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「土地賃貸借契約書(10)(建物所有を目的としない)」の参考文例

以下参考文例です。

土地賃貸借契約書

賃貸人 〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と賃借人 〇〇〇〇(以下、「乙」という。)は、次のとおり、土地賃貸借契約を締結した。

第1条(契約の目的) 甲は、その所有に属する左記土地を、〇〇〇〇に使用する目的で乙に賃貸し、乙は、右目的に使用するため、これを借り受けた。

  〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇番  宅地 〇〇〇平方メートル

第2条(賃貸借期間) 賃貸借期間は、本日より平成〇年〇月〇日までの〇〇カ年間とする。

第3条(使用目的) 本件賃貸借の使用目的は、〇〇〇〇として使用することに限定するものとし、乙は地上に建物を建築してはならない。

第4条(賃料) 賃料は、一カ月金〇〇万円とし、毎月末日限り翌月分を甲に持参または送金して支払う。
2 前項の賃料は、公租公課の増減その他経済事情の変動により、又は近隣の賃料に比較して不相当になったときは、当事者においてその増減を請求することができるものとする。

第5条(保証金) 乙は、保証金として金〇〇万円を甲に預託するものとする。
2 前項の保証金は、賃貸借終了の場合、乙より土地明渡を受けた後、甲は速やかに乙に対しこれを返還するものとする。ただし、賃料の未払い金があるときは、これを控除し、残金を返還すれば足りる。
3 保証金には利息を付さないものとする。

第6条(禁止事項) 乙は、賃借権を譲渡し、又は賃借地を転貸してはならない。
2 乙は、賃借地内で危険・有害その他近隣の迷惑となる行為をしてはならない。

第7条(損害金) 乙は、本契約終了後土地の明け渡しを遅滞したときは、賃料の倍額相当の損害金を支払う。

第8条(契約解除) 左の場合には、甲は乙に対し、催告をしないで本契約を解除することができる。
(1)賃料の支払いを一回でも遅滞したとき。
(2)その他本契約の条項に違反したとき。

第9条(明け渡し義務) 期間満了又は契約解除によって賃貸借が終了したときは、乙は、本件土地を賃借当初の原状に回復して、速やかに明け渡さなければならない。

以上のとおり契約が成立したことを証するため、本書2通を作成し、甲乙各自署名押印のうえ、各自その1通を保有する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

賃貸人(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号 〇〇〇〇 印
賃借人(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号 〇〇〇〇 印

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