商取引・委託・委任等に関する契約書の書き方

機械売買契約書(2)(割賦販売)の書き方


このページは、「機械売買契約書(2)(割賦販売)」の書き方(雛形・テンプレート・フォーマット・サンプル・例文・定型文)をご提供しています。
「機械売買契約書(割賦販売)」作成の際にご活用ください。
文例は、このページの下部に掲載しています。

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商取引に関する契約書について

契約は、お互いの意思表示の合致によって成立する法律行為です。
原則として、口頭でも契約は有効に成立しますが、後日のトラブルを予防するために、契約書という書面に残します。
「契約書」という名称の他にも、「確認書」・「合意書」・「覚書(覚え書き)」・「念書(約束事を記した書面を相手に差し出したもの)」、「同意書」、「証書」、「協定書」、「誓約書」などがありますが、約束(意思表示の合致)の内容や事実を証明する書類である以上、その効力は同じです。

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「機械売買契約書(2)(割賦販売)」の参考文例

以下参考文例です。

機械売買契約書

売主 〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と買主 〇〇〇〇(以下、「乙」という。)は、末尾記載の〇〇〇〇機械(以下、「本件機械」という。)の売買に関し、下記の通り契約を締結した。

第1条 甲は、本件機械を乙に売渡し、乙はこれを買受ける。
2 本件機械の売買価格は、金〇〇〇〇円也とし、乙は次の通り甲に支払うものとする。
① 本契約締結時に頭金として金〇〇〇〇円を支払う。
② 残代金〇〇〇〇円は、次条記載の引き渡し後、〇〇回の分割払いとし、分割金は、平成〇〇年〇月〇日を第1回目支払日とし、2回目以降は毎月〇〇日限り支払うものとする。

第2条 甲は、平成〇年〇月〇日までに、本件機械を乙の〇〇〇〇にて乙に引き渡すものとする。
2 本件機械の引き渡しは、乙立会のもとで検査を行い、乙が本件機械に関し、添付仕様書(以下、「仕様書」という。)通りの品質及び性能を有することを認めたときに完了するものとする。
3 本件機械の所有権は、第1条第2項の分割金の支払いを完了した時に、甲から乙に移転する。

第3条 甲は、本件機械が仕様書通りの品質及び性能を有することを保証する。

第4条 本件機械の乙への引き渡し完了前に生じた滅失、毀損、価値減少等の損害は、原因のいかんを問わず甲の負担とする。

第5条 乙は、下記各号の一に該当する事由が生じたときは、期限の利益を失い、即時残代金全額を甲に支払わねばならない。乙が残代金を支払わないときは、甲は、通知催告を要せず本契約を解除し、本件機械の返還を求めることができる。
① 甲が分割支払金を1回でも支払わなかったとき
② 〇〇〇〇
③ その他本契約に違反したとき

第6条 甲が前条に基づき本件機械の返還を受けたときは、甲が定める基準に基づき本件機械を評価し、右評価額をもって契約解除に伴う損害金に充当する。なお、不足が生じる場合には、乙より既に受領した代金の返済債務と不足額を相殺することができる。

第7条 乙は、本件機械に対し分割金の支払を完了するまで保険を付し、事故が生じた場合は、甲が保険金を受領できるようにする。
2 乙は、分割金の支払を完了するまでは、善良なる管理者の注意義務をもって本件機械を使用し、管理するものとする。

第8条 本契約に定めのない事項が生じたとき、又はこの契約条件の各条項の解釈につき疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議の上解決するものとする。

以上、本契約成立の証として、本書を2通作成し、甲乙は署名押印のうえ、それぞれ1通を保管する。

平成〇〇年〇〇月〇〇日

(甲) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印
(乙) 住所  〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
 氏名  〇〇〇〇   印

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